三重の作家、初個展を開催します。
本展では、鈴木さんの自己解釈を含めたフィルターを通して、
人が離れるということを”面影のある風景”として表現した21点の作品“erase“を展示します。
作品は、人の痕跡や形跡を感じられる場所(林・跡地)などを撮影し、その写真を和紙に定着させ、
さらに自製の天然植物色素や日本画絵の具、墨、鉛筆などで色を描き重ねて制作されています。

鈴木さんは独学で写真を学び、制作研究の中で、ピクトリアリズムと文人画に影響を受けたと言います。
「写真は写意を基礎とし、心情のある景色を映し出す。現実を抽象に、抽象を現実に、曖昧な状況を面影として投影しています。」
どうぞこの機会にご高覧ください。
instagram @suzuki_l8