About

山あいを蛇行しながら滔々(とうとう)と流れる川は、
黙々淡々と、豊かな水をたたえ、変わることなく変わり続けます。

どの場所も空間も、誰のものでもありません。
たまたま誰かが使っているだけで、違う誰かが使うようになるかもしれないし、
誰も使わなくなるかもしれない。

何かが通過し続けるから実体がある。
滔々も、そんな場所のひとつです。

私たちのギャラリーでは、手仕事によって生み出された日用の道具から、
日常と非日常の間を感じる作品まで、
人の営みの中にある、配慮や心地よさに選び取られるような展示を行なっています。
また、地域に開き、多様な可能性を見出し、
人と人との繋がりを生み出せる場所になればと考えています。

宿は、心からくつろぐことができ、
手仕事やその素材を感じることのできるしつらえを
皆さまにお届けできる空間にしたいと思っています。

滔々の在る場所は、もともと倉敷で30年間ギャラリーを営み県内外の人々に愛されてきた場所でした。
縁あって2019年にバトンを繋ぎ「滔々 toutou Kurashiki gallery and stay」として生まれ変わりました。

次の30年、地域の方そして旅先として倉敷を訪れた方に
「こんな場所があってよかった」と思っていただけるよう、
受け継ぎ、守り継ぐために新しい試みを続ける、
そんな表現ができる場所でありたいと願っています。