本町通りにひっそりと佇む古書店。建物は、築100年以上と伝わる民家。第二次世界大戦の終戦後しばらくまでは煎餅屋だったというわずか8坪ほどの店内には、その多くが客からの買い取りという古書を中心に6000冊ほどが並ぶ。「岡山文庫」など、ジャンルは多様。
店主の田中さんは、苔や亀などにまつわる著書があり、蟲文庫は「苔愛好家の女性店主の店」としても全国的にも知られています。