鹿児島の和紙作家 早水恵一郎さんは、手漉き和紙の素材としての風合いや多様性、また天然染料や漆を施すことで奥行きや表情のある作品づくりをされています。
今回は定番の一閑張りと、新しい試みとなるオブジェなど、幅広い作品を展示いたします。

-略歴-
鹿児島生まれ
多摩美術大学卒
岐阜の美濃にて手漉き和紙の工程を学んだ後、地元鹿児島で紙を漉く。
@tesukihayamizu

-作家より-
今回、実用から離れた作品があります。
木地を用いず、染めや漆も施さない原料の楮のみで成るものです。
未晒の柔らかさと線の曖昧さ
これまでとは対極とも言えますが…
和紙を幾層にも重ねた様から紙層と名付けました。

どうぞよろしくお願いいたします。