以下、さしものかぐたかはし からのコメントです。 —– 「寝れるようなソファ」というキーワードをお施主様から頂きました。 その瞬間 Lexus new takumi projectでご縁を頂いた名古屋の丹羽ふとんさんに、ソファのクッションをお布団の技術で作って頂くことを閃きました。 今まで、さしものかぐたかはしでソファを作ってこなかったのには理由があります。 理想的な弾力性や強度があるクッションに出会えてなかったから。 今回丹羽ふとんさんにご協力して頂き、ずっと探していた理想的なクッションにやっと出会えました。そう、これこれ!!こういうの待ってた!!といえる快適な座り心地になりました。 ほぼ木綿のみでできたクッションは、薄くてもしっかりもっちり支えてくれる質感で今までありそうでないものが創り出せました。 生地は、デンマークのクヴァドラのものです。 実際座り心地はとても快適で腰痛持ちの方などにとても好評です。 座って頂ければこの快適さに自然と休まって頂ける自信があります。 広島の山桜でできている木のフレームはできるだけシンプルな構造に。アームは羽のような美しい形を目指して鉋で削りっぱなしで仕上げ、先端の持ち手の部分も人の手に寄り添うような形になっています。 ふとんの技術でうまれたこのソファは、日本人にはとてもフィットする座り心地になっています。そのままウトウト眠ってもいい、のんびり自由な時間を過ごしてください。 特別なのに特別感のない美しい心地。 ソファという括りですが日本の技術を合わせてうまれた、日本独自の休息椅子になったと思っています。 ふとんのソファ、ぜひお試しください。 高橋雄二 Yuji Takahashi 1978年 大分県生まれ。 金沢工業大学建築学科を卒業後、東京の中野北郵便局にて勤務しながら自分のやりたいこと探す最中、家具職人の世界に出会い 木工の世界に飛び込むことを決意する。岐阜県飛騨高山国際工芸学園にて家具の基礎を学ぶ。 指物工房矢澤、木工藝佃にて修行の後、2010年に広島県熊野町で「さしものかぐたかはし」を立ち上げる。 「さしものかぐ」とは、指物の考え方を元に手直しすることを前提に自由な発想で生まれる家具のこと。 自分自身が楽しめること、心地よいことを大切にして日々の暮らしを楽しむことを大切にして木と向き合っている。 さしものかぐたかはし http://www.sasimonokagu-takahashi.com/





