京都南部に工房を構える松田さんは、「日常に在る美しく大切なもの」をモチーフとし、細やかな彫刻を施した硝子の小箱を制作されています。「ときの箱」と名付けられたその作品には、松田さんの心に留まったその対象の瞬間が美しく表現されており、心の記憶として綴られている詩集のようにも感じられます。
今展のテーマは『匂ぬ花 – におわぬはな』。雪を香りのない花として表現した言葉で、雪花だけでなく他の箱にも通じるように思い選ばれたそうです。大小様々な約30点の作品をご準備くださいました。

Sonoko Matsuda
2007 – 2011 多摩美術大学工芸学科ガラスコース
2011 – 2013 東京藝術大学修士課程 ガラス造形研究室修了
2013 – 2015 金沢卯辰山工芸工房 研修生
2015 – 2018 多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム 助手
2018 – 京都南部にアトリエを構え制作

※展示会について
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